千葉リウマチ、ひざ研究所のツチダクリニックは、リウマチ専門のクリニックです。定期的にホームページにてリウマチに関する情報を提供します。

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リウマチ療養相談

メールにて随時受け付けております、診療内容に踏み込んだお話は返答が困難となりますので、予めご了承ください。

ホームページメールフォームよりご相談ください。

慢性関節リウマチの名称が変更になります。

2002年5月の日本リウマチ学会総会にて慢性関節リウマチの名称が関節リウマチに変更になりました。

本来英語ではRhuematoid Arthritisです。これに対する日本語訳が慢性関節リウマチでした。
正確に翻訳しますと関節リウマチ、リウマチ様関節炎となりますので、今回正式に関節リウマチとなりました。
従いまして今後は関節リウマチという名称を用います。

関節リウマチに対する適切な治療

関節リウマチ(以下RA)に対する治療の理想的原則論は

1)炎症の抑制

2)関節の拘縮,変形の予防,矯正

3)関節機能の保持、改善、再建

4)精神的安定

5)ADL上の独立性獲得

6)家庭,社会への復帰


の6項目があげられます。

これらはすべて一人の医師のみで達成することは困難です。そこでまず

1)の炎症の抑制は主に薬物によって行われます。

2)の関節の変形予防等は主に理学療法にて行います。

3)の関節機能の再建等は主に整形外科的療法に入ります。

4)の精神面については入院していれば主に看護婦,外来レベルなら医師,及び家族です。

5)のADLの項目は作業療法において訓練されるもので、

6)家庭,社会への復帰のためにはケースワーカー、家族,さらには家庭環境整備のために建築士からのアドバイス等が必要となります。

このようにひとりのRA患者さまに対して様々な分野の人達が必要となるわけで、それゆえにリウマチ科が標榜できるようになったものと考えます。
すでにリウマチ科が標榜されて16年になりますが、街にはリウマチ科を掲げた病院、診療所が多く見られます。
さてリウマチ患者さまはいったいどこで診てもらったら良いのでしょうか。
これがすごく難しくなっています。

本当のリウマチ専門医はどこにいるのでしょうか。

リウマチを診る先生には内科の先生と整形外科の先生の二通りがあります。
日本リウマチ学会ではリウマチ認定医、専門医の制度があります。
リウマチを一応診る先生はリウマチ認定医、専門にたくさんのリウマチ患者さまを診る先生がリウマチ専門医です。

昨今マスコミでリウマチは発症早期にリウマチ専門医に診てもらうのがもっともよい方法であるといわれておりますが、まさにその通りです。
リウマチが怪しかったらとにかく早急にリウマチ専門医に診てもらうことです。

しかし残念なことに千葉県には専門医は10人といません。
認定医は70-80名いるものと思われます。このほかに日本リウマチ財団が行っているリウマチ登録医というものもあります。これはあまり当てにはなりません。
また医師法で外の看板にリウマチ専門医などとは標榜できないようになっています。
実際に受付に入らないと分からないのが現状です。

それではどのようにしたら本物のリウマチ医を見分けられるかといいますと外の看板の一番右端にリウマチ科と標榜している診療所、総合病院でしたらリウマチ科が独立して標榜しているところが望ましい施設です。
看板の2番目、3番目に載っていたり、独立していないところは怪しいと思ったらいいのです。
こう書きますとあなたのすぐそばにはなかなかリウマチ医はいません。

がっかりしないで下さい。2-3ヶ月に1回でもいいのです、専門医に診てもらうのは。
年に4-6回くらいなら少々遠くても通うことができるでしょう。
とにかく一刻も早く専門医に診てもらうことです。そこで治療方針を決めてもらうのです。
後は近所の認定医に診てもらって良いと思います。これが適切な治療方法の一つとなります。

リウマチリハビリ室の紹介


 関節リウマチを主たる対象疾患とし、当院のリハビリテーション科は運動器リハビリテーション(Ⅰ)の施設基準を取得しております。

 現在は理学療法士4名(常勤3名、非常勤1名)・作業療法士3名(常勤3名)の体制でリウマチ・整形疾患のリハビリテーションを実施しています。

 リウマチに対する主なアプローチとして機能訓練・アルターGによる運動療法・生活指導・手工芸的作業活動・自助具・スプリント・サポーター・靴型装具・足底板の作成等、患者様のニーズに合わせて幅広く行っております。

 千葉大学病院にて長年リウマチ患者さまの治療に尽力された土田院長先生を頼りに来院される患者さまは毎月1100名以上に及びます。診療連携により他院に診察のみで通院するリウマチ患者さまのリハも行っております。

  リウマチの治療は患者さまの特有の病態・障害像を理解し、広範かつきめ細やかなリハビリテーション的ケアを行うことが重要であるため、チームワークを大切にし情熱を持って取り組んでおります。


詳細はPT青木まで
TEL 043-309-1114  FAX 043-309-1115



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