千葉リウマチ、ひざ研究所のツチダクリニックは、リウマチ専門のクリニックです。2階にはリハビリフロアがあります。

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2階 リハビリフロア

リハビリテーション

~予防リハ 関節リウマチに負けないカラダづくり~

近年、生活習慣病の疾病予防や、急激な高齢化に対する転倒予防や介護予防など、世間では"予防"という言葉をよく耳にするようになりました。関節リウマチのリハビリテーション(以下リハビリ)においても、予防という視点は非常に重要です。

2003年、生物学的製剤というお薬が導入されて以来、関節リウマチの治療が大きく発展しました。それにともない、関節リウマチのリハビリのあり方も変化し、すでに関節の変形が生じた障害そのものに対してのアプローチだけでなく、関節の変形が生じないよう障害を予防する観点からのアプローチが必要であると考えています。

なぜ予防リハビリが必要なのか?

リウマチのお薬によって、関節のこわばり・腫脹・疼痛の症状が抑えられれば、リハビリの必要性はないのではないかと考える方が多いと思います。しかし、関節リウマチは進行性の病気です。痛くないからといって、日常生活の中で関節に過度な負担をかけてしまうことで、症状が再発あるいは増悪してしまう可能性があります(過用)。逆に、痛くならないように、活動性の低い生活を送ってしまう場合も、関節の拘縮や筋力低下などにともなう二次的な症状を引き起こす可能性もあります(廃用)。

したがって、リハビリによって、関節リウマチによる関節の障害予防に加え、加齢や生活習慣にともなう二次的な退行変性による障害も合わせて予防することが重要と考えます。

どう予防するか?

関節リウマチは、時間帯や日によって、さらには季節や天候などの時期によっても、リウマチの活動性が変化することがあります。また、患者様によって、性別や年齢、ライフスタイルなどの違いにおいても関節に与える影響が異なります。例えば、育児中の成人女性の場合、赤ちゃんのオムツ替えのときのしゃがみ動作による膝関節や足関節へかかる負担や、赤ちゃんを抱っこする姿勢による手関節や腰部にかかる負担の増加が考えられます。大正琴が趣味の高齢女性の場合、正座で弾くことによる膝関節や手指への負担増加につながります。

そのため、個々の患者様の身体状態やライフステージに合わせたオーダーメイドの、定期的・継続的なリハビリフォローが重要と考えます。今後、身体部位ごとに具体的な予防方法例をご紹介いたします。今回は、頚部・体幹についてです。

頚部・体幹について

写真1(不良姿勢)

写真2(修正した姿勢)

写真1のように座っている方は非常に多いのではないでしょうか?自宅でソファに座ってTVを見ているとき、仕事でパソコンの画面とにらめっこしているときなど…。あごが前に出て背中が丸くなっています。

まず、あごを前に突き出す姿勢(前方頭位姿勢)を長く取り続けることによって、頚椎の関節は圧縮され、頚椎椎間板障害につながります。また、首の後面の筋肉は常に緊張状態にあるため、首や肩こりの原因にもなります。また、背中を丸くした姿勢は腹筋が緩み、背筋が伸ばされるため、長年同じ姿勢をとり続けると、筋力低下の原因となり、腰痛を引き起こしやすくなります。したがって、この不良姿勢を修正し、頚椎や腰椎の負担を予防する必要があります。

写真2のように、頭は軽くあごを引いて、背筋を伸ばし、不良姿勢を修正することが重要です。座布団を入れて椅子の高さを高めにしたり、背中や両手を支えるクッションなどをいれて、環境を工夫することも有効です。また、長時間同一姿勢をとり続けると関節や筋肉が硬くなってしまうため、合間にストレッチなどを取り入れてこまめな休憩を入れることが大切です。さらに、背筋を伸ばすストレッチや腹筋・背筋の筋力トレーニングも合わせて実施し、姿勢が崩れないカラダづくりも大切になります。

具体的なアプローチとしては

  1. 評価
    関節の腫れ・痛み・可動域、筋力の検査、動作・作業姿勢の分析を行います。
  2. 治療
    検査に基づき、関節機能障害(痛み・関節可動域の制限・筋力低下)を治療します。マッサージなどの徒手療法・運動療法・物理療法・装具療法、姿勢・動作指導を行います。手指の細かい訓練として手芸も取り入れています。
  3. 生活環境の整備
    住宅改修のアドバイス・介護保険制度の紹介を行います。
  4. 予防
    関節症状が悪化しないように、活動の量や質を調整するため、生活の注意・関節保護の指導・ホームエクササイズの指導などを行います。

理学療法

理学療法(PT)では、主に体の頚部・体幹・下肢の関節に対してアプローチします。
起立・歩行などの基本動作を動きやすくしたり、身体状況に応じて装具(インソール・治療靴の作製、サポーター・頸椎カラー適応チェック等)や杖などの補助具の選定・指導を行います。人工股・膝関節置換術後のリハビリテーションも行います。
また運動療法の一環として、最新歩行訓練マシーン「反重力トレッドミル・アルターG」を配備しております。
NASAの技術により、空気圧によって体重をコントロールし、関節にかかる負荷を軽減しながら有酸素運動を行うことが可能になりました。
歩行は、骨へ適度な刺激が伝わることにより、骨粗鬆症の予防を期待できます。また心肺機能向上、高血圧の予防、不安や抑うつ感を軽減させ健全感を高める効果もあります。
安心・安全な環境のもと、生活の質の向上のために、理学療法士が個々の患者さまにあったプログラムをご提供します。

作業療法

作業療法(OT)では、主に身体の上肢の関節に対するアプローチに加え、関節保護を基盤とし、生活に密着した具体的な動作方法のアドバイスを行います。
また、自助具や装具・サポーターなどが必要な状態である場合は、詳細に評価し作成致します。
当院の特徴として、手指の巧緻性向上や楽しみの獲得として、手芸(和紙・ビーズ・陶芸)のリハビリを実施しており、身体面だけでなく精神面からのアプローチも行っています。

適応症

関節リウマチ、変形性ひざ関節症、変形性股関節症、腰痛疾患、脳血管障害の後遺症による歩行障害、脊髄損傷後の不全麻痺による歩行障害等です。

理学療法

作業療法


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